小学生の頃、将来の夢はプロ野球を実況するアナウンサーでした。
少年野球をやっていたので、野球は好きでしたが、なぜかプロ野球選手ではなく、アナウンサー。きっと子供ながらに、自分の運動神経の無さや難しさを感じていたのでしょう、、、。中学高校と地元の学校に進学し、大学入学で上京しました。
2008年春のことでした。大学の入学式や新歓で、東京では本当に入学式に桜が咲くのだなと感心した記憶があります。
あまり運動神経がいい方ではなかったのですが、高校で入部したボート部が僕を大きく変えてくれました。ボートって、地道な練習をとにかく繰り返すんです。野球のホームランのような華はないし、７分弱のレースのために1年かけて毎日練習を繰り返します。そんな世界に、熱中しました。
結果、高校の全国大会で入賞して大学にスポーツ推薦で入学することができた、2008年の春でした。
僕はきっと昔から、１つのことに熱中するタイプでそれが飽きるまでとことんやり尽くす。
ボートも練習量という”時間と熱量”が結果につながっていたし、飲食業も同じ匂いがします。
野球のような華はないし逆転満塁ホームランもないけれど、僕にだって戦える舞台、それが飲食業なんです。
今日も明日も明後日も、お客様とスタッフに向かってコツコツ全力投球です。