世界中に大打撃を与えたコロナ渦で、シンガポールの飲食業界の立ち直りは早かった。
コロナ渦、シンガポールでの飲食業界規制はいくつかあった。
ロックダウン、、、店内での飲食を禁止しテイクアウトとデリバリーのみの営業。
セーフティディスタンス、、、お客様のテーブル同士を1m以上離した間隔で設置。
人数制限、、、1組2名までに限って店内飲食を認める(3名では来店できないが、2名までなら来店できる)。
などなど他にも規制がかかり、今現在は、飲食店勤務時のマスク着用の義務化だけが残っている。
2021年、観光地などでは観光客が来ず、閉店が相次いだ一方で、住宅地や観光客に頼らない飲食店では、どこも好調が続いてきた。シンガポールからの渡航制限の中、海外旅行に使うお金がシンガポール国内への国内消費に流れたのが要因だ。
渡航制限が緩和されるにつれてシンンガポール内での国内消費が減少し、経営の厳しいお店が顕著になってきているのが今の現状だ。
食材費の高騰、人件費の高騰、止まらない家賃の高騰も影響し、今後さらに厳しくなることが予想されるシンガポールの飲食業界。
この業界が抱える根本的な課題は、日本もシンガポールも変わらない。利益体質への改善、コスト見直しなどの従来の取り組み以外にも何ができるか?そんなことを試されている気がするこの頃。しっかりと変わることができたら、飲食業の未来はまだまだ明るい。
挑戦の日々。